【動画で紹介】サッカーで速く走る方法。練習方法とポイントを解説

サッカーにおけるスピードとは、足が速ければ良いという事ではありません。サッカーでは、陸上と違い「よーいドン」でみんな一斉に走り出すわけではないのです。

ボールが飛んでいった方向や空いてるスペースに向かっていち早く移動する「判断力の速さ」が非常に重要な要素です。しかし、他のスポーツ同様でサッカーでも足が速いに越したことはありません。

足が速い選手は走る時のフォーム(姿勢)がとてもきれいです。ということは、きれいなフォームで走る事ができれば足が速くなるということにもつながるはずです。

サッカーの試合では、常に全力で走り続ける事はありません。ですが、きれいなフォームを身につけて速く走る力を身につけることができれば試合で活躍することにもつながっていくはずです。

そこで今回は、速く走るためのポイントと練習法について紹介していきたいと思います。是非、最後までお読みいただき走力アップの参考としていただればと思います。

速く走るための3つのポイントとは

  • 姿勢
  • 腕の振り方
  • 足を着く場所(接地)

以上が速く走るための3つのポイントになります。これから、ポイント別に分けて紹介していきたいと思います。

正しい姿勢で走る

まず、最初にあげるポイントは「姿勢」です。正しい姿勢をつくるところから始めていきましょう。

それでは、正しい姿勢とはどうのような姿勢なのでしょうか?それは、頭のてっぺんから、足の先まで1本の軸が通っているような状態にしてください。

難しい事かもしれませんが、これが速く走るための基本となる姿勢になります。言葉だけで「正しい姿勢をつくりましょう」と言われても、なかなかイメージしづらい事だと思います。

そこで、分かりやすい動画を用意しましたので詳しくはこちらの動画を視聴して理解していただければ良いと思います。

正しい姿勢を作ったら、まずはゆっくりと姿勢(フォーム)を維持しながら歩いてください。いきなり走らないことがポイントです。

いきなり走ってしまうと、正しい姿勢が崩れてしまいます。そのため、いきなり走るのではなく正しい姿勢を保ちながら、少しずつスピードを上げていくようなトレーニングを行ってください。

背筋をピンと伸ばすイメージの姿勢をとるように意識してください。この時、姿勢が曲がっていると地面を蹴った時の力が伝わりにくくなってしまい歩幅(ストライド)が伸びなくなっていまいます。

サッカーの走り方で参考となる選手は、クリスチアーノ・ロナウドです。ロナウド選手の動画を用意しましたのでご覧ください。

背筋がピンとまっすぐ伸びていますよね。そして、姿勢が良いので顔が上がっていて視野も広くなるというメリットがあります。

腕を振ってバランスを整える

正しい姿勢(フォーム)を作ったら、次は腕を振ってバランスを整えるトレーニングをしていきましょう。正しい腕の振り方を身につけることで前へ進む推進力が生まれます。

速く走るには「腕をしっかり振ること」が大切です。ただ、適当に腕を振っていては無駄な力が働きかえって逆効果になってしまうこともあります。

子どもによくあるのが、腕を左右に振ってしまったり脇を締めずに走っている子がいます。これでは、前へ進むパワーが違う方向へ分散されてしまうため速く走ることができない原因にもつながっていきます。

そのため、腕を振る時は脇を締めて腕をまっすぐ前後に振る正しいフォームを意識して行いましょう。腕を振る時に気をつけたいのが肘の動かし方です。

肘は上げるのではなく、後ろへ引くイメージで動かしてください。肘を後ろに引くことで、腕を後ろのほうまで振れるようになります。

そして、腕を振る時の手の力の入れ具合についてです。手に力が入ってしまうと、肩にも力が入ってしまいます。

そのため、腕を振る時の動かす範囲が狭くなってしまいます。手に力が入らないように軽くグーの形で握るよう力加減に気をつけてください。

腕の振り方の動画を用意しましたのでご覧ください。

足の着く(接地)場所を意識する

正しい姿勢と腕の振り方まで分かったら、次は足の着く(接地)場所のトレーニングを行いましょう。足の遅い子に良く見られるのが、地面をベタベタと踏んで走っている印象が見受けられます。

足の速い子は、地面を軽快に前に大きく弾むように蹴って進んでいるような印象があります。この弾むような感覚で走るには、地面に着地の瞬間に身体がまっすぐな一本の棒のようになっている必要があります。

この時、腰や膝を曲げてはいけません。腰や膝が曲がってしまうと、地面からの力を吸収してしまうので、ストライド(歩幅)が伸びなくなってしまいます。

そして、股関節を前後に大きく開くことも大切になります。そのため、太ももをしっかり高く意識して上げるようにしましょう。

しかし、太ももを高く上げすぎると意識が上方向にいってしまい、本来の体を前に進めるはずの動きが上方向にずれてしまうので注意しましょう。そのため、太ももを高く上げるのはストライド(歩幅)を大きくするためである事を忘れずに意識して行うようにしてください。

接地をイメージしたトレーニング動画を用意しましたのでご覧ください。

速く走るための練習法3選

ここからは、これまでに紹介した速く走る3つのポイントを踏まえたトレーニング動画を選びました。「おすすめ練習動画厳選3選」について紹介していきたいと思います。

基本姿勢を身につけるトレーニング

この動画では、正しい姿勢を身につけるトレーニング法の一つである。「壁立ち」について紹介されていたり、正しい姿勢の作り方についてのやり方や解説を学ぶ事ができます。

正しい姿勢を作ったあとの具体的なトレーニング方法についても紹介されています。

正しい腕の振り方を身につけるトレーニング

こちらの動画は、先ほども紹介させていただきました。しかし、正しい腕の振り方を学ぶには最適な動画となっていますので改めて紹介させていただきます。

正しい腕の振り方について分かりやすくポイントを抑えて解説されている動画になります。この動画を見て腕の振り方をしっかりと学んでいただればと思います。

足の回転(ピッチ)を速くするトレーニング

足の回転数(ピッチ)を速くするトレーニングについての動画になります。小学生年代の子どもは、まだ成長段階にあるため足の回転を速くするのに長けています。

そのため、このトレーニングでは足の回転を速くするための練習方法について詳しく解説されています。動画を視聴して足の回転数(ピッチ)を速くする練習に取り組んでいただければと思います。

速く走るためのポイント

速く走るためには、「正しい姿勢」「腕の振り方」「足を着く場所(接地)」の3つのポイントが重要になります。

正しい姿勢(フォーム)を身につけ、しっかり腕を振って、足の着く場所(接地)を意識して行うことができれば速く走れるようになるはずです。

足の回転数(ピッチ)を上げることも重要です。小学生年代では、まだ足が短いため足の回転を速くすることに長けています。

この長所を最大限に活かすためにも足の回転数を上げるトレーニングに取り組んでいきましょう。参考になる練習動画も併せてご紹介させていただきました。

この記事が、足を速くしたいと思っている方の参考記事としていただれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

素敵なサッカーライフをお過ごしください。

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