ドリブルが上達する練習法!4つのトレーニング方法で差をつけよう

ドリブルの本当の意味を知っていますか?

ドリブルが終わった後には、3種類のパターンがあります。

ドリブルが終わった後には、このような結果になっている、このような行為を行っているという具体例です。

  • 1.シュートを打つ。つまりフィニッシュします。
  • 2.パスやクロスで、味方にボールを渡す。
  • 3.敵にボールをタックルで奪われる。

この3種類の結末しかないのが、ドリブルです。

そしてピッチの後ろ以外にボールを自力で動かすことが条件です。ただし、ボールを動かさないドリブルも存在します。これもドリブルの一種です。

ドリブルの練習方法の具体例


それではドリブルを練習する具体例を挙げていきます。
ドリブルに必要なものは、以下の通りです。

  • 1.スピード
  • 2.敵を回り込んでかわす
  • 3.敵をすり抜ける
  • 4.ボールを保持する

1.スピードの練習方法

ドリブルコースというトレーニング方法があります。

あらかじめ作っておいたコースをただドリブルしていくのではなく、となりにチームメイトを走らせて先着するという練習方法です。

競争相手がいることで必然的に、ドリブルが速くなります。

2.敵を回りこんでかわす練習方法

同じくドリブルコースを使いますが、こちらではポゼッションドリブルというトレーニングを行います。

目印をダイヤモンド型に作っておき、順番通りに間を抜けていくという練習方法です。

ボールタッチがうまくないとボールをすぐ手放してしまうため初めは難しい練習方法です。

3.敵をすり抜ける練習方法

1人ではできない練習ですが、ディフェンス役のチームメイトと1対1で幅を決めて抜いていく練習方法です。

回り込まない分、敵役のディフェンダーのタックルを避けながら一気に抜いていくドリブルになります。

4.ボールを保持する練習方法

ボールを保持しなければいけないシュチュエーションは、どんな時があるでしょうか?

それは敵に囲まれており、なおかつカバーリングしてくれる味方が来るまでボールを持っていなければいけない場面です。

練習方法は敵を背負ってボールを抑え込む状況を作って練習します。

ドリブルの練習方法のまとめ

動かないのもドリブルの1種であり、ボールを保持する場合がこれにあたります。

4種類の状況を説明しましたが、どんな戦術で必要になってくるのかをひも付けてみたいと思います。

スピードが必要なドリブルと1対1で抜くドリブルは、カウンターサッカーで必要になってきます。

一方、相手を回り込むこととボールの保持はポゼッションサッカーで必要です。

最初に挙げた、ドリブルが終わった後にどのようなアクションをおこなうのかということが、カウンターサッカーとポゼッションサッカーでは違っています。

カウンターはシュートに直結します。ポゼッションは味方へのパスにつながります。

何人でドリブルの練習をするかの具体例


ドリブルを何人で練習するかは重要です。3種類に分けることができますので、早速あげていきます。

  • 一人で練習する
  • 二人で練習する
  • チームで練習する

三人以上がチームで練習するに該当します。
どのように練習してくのでしょうか。

一人でドリブルを練習する

あまり練習ができなさそうですが、できることはたくさんあります。一番大切にしなければいけない練習方法なのかもしれません。

スピードを上げる練習は、ストップウォッチで計ってコースを回ることもできます。敵がいると想定して、わざと障害物をおいて練習することもできます。

耐久的なドリブルの練習は少し難しいですが、一人で行う練習がうまくいかないと、複数人で行う練習は難易度だけ上がっていいことはありません。

しっかり一人で練習できるようになることが重要です。ドリブルはその後のアクションが重要になってくる一人で行うサッカーのプレイですので、一人で行う練習を大切にしましょう。

二人でドリブルの練習をする

二人になるとスピード競争もできますし、相手を抜くような耐久的な練習もできるようになります。

ドリブルをした後のアクション、パスなどの練習もできるようになりますので、サッカーの中級程度の練習を可能にしてくれます。

プロでも二人で行う練習はたいへん多いです。

試合の前に二人一組になっていろいろな練習をしているのは、サッカーの基礎を再確認しているからです。プロほど基礎を大事にします。

チームでドリブルの練習をする

ドリブルからいったん離れますが、5人くらいの規模になると必ず練習に取り入れられるのが、とりかごです。

丸くなって、敵が真ん中でパスカットする練習です。

敵にも味方にもなれる練習ですが、チームでドリブルの練習をするときは、ドリブルしている人も、タックルする人も練習できるようにする必要性があります。

まとめ

ドリブルの練習は参加する人数が少ないほど、基礎に近い練習ができます。

ドリブルがうまくなりたいと思ったら、一人でグラウンドをジグザグにドリブルしてみましょう。

少しずつサッカーがうまくなってくることを実感できるでしょう。

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