サッカーの1対1で負けない守備をするにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、サッカーのディフェンスにおける1対1は、相手からボールを奪いとることが一番大事なプレーとなります。
そして、サッカーでの勝敗はゴールを多く決めて、得点をたくさん取ったチームが勝ちとなるルールです。
そのため、サッカーでは1対1で相手からボールを奪うことができると相手チームの得点を防ぐことにも繋がっていきます。
サッカーの1対1の守備で相手に負けないために必要なことは、ディフェンスをする時の姿勢がとても重要となります。
そこで今回は、1対1のディフェンスをする時の姿勢や守備をする時のポイントなどについて解説していきたいと思います。
正しい姿勢や守備をする時のポイントを覚えることで自信をもってディフェンスをすることができるようになります。
併せて効果的なトレーニングメニューなども紹介していきます。
目次
守備時における構え方と姿勢について
サッカーの守備には、さまざまな決まりごとがあります。
相手と対峙した時の構え方や相手との距離など、いろんな状況によって構える位置も変えていく必要があります。
それでは、守備における構え方と姿勢について解説していきます。
ディフェンスの基本姿勢
1.背筋を伸ばす
2.ヒザを軽く曲げる
3.両足は肩幅よりやや広め
このような姿勢を作って、ボールを持っている相手選手と自陣ゴールの間に立ってゴールを守るためのポジションを取ります。
相手がボールを持っていなくても、先ほどのポジションを常に意識して行いましょう。
そして、守備をする時はボールを持っている選手を外に追い出すことを第一に考えた守備を行うようにします。
そのため、サイド方向に体を向け相手に対してななめに構えます。
相手をサイドに追い込むような守備を心掛けましょう。
ボールを保持している選手との間合い
ボールを持っている選手との距離が、足を伸ばせばボールに届く位置にポジションを取ります。
これ以上の距離を離すと相手にプレーの余裕を与えてしまいます。
逆に近づきすぎるとかわされてしまった時に追いつけなくなってしまうので注意が必要です。
そのため、相手に間合いをとって構える時は近すぎず遠すぎない位置にポジションを取る必要があります。
足を伸ばしてつま先でボールを触れるつつける位の距離がベストポジションです。
ボールの奪い方
1対1で相手からボール奪うには、相手とボールの間に自分の体を入れて奪います。
すばやく体を入れて相手からボールを奪うようにします。
相手と対峙する時はななめに立って構え、動きながらもボールからは目をはなさないようにします。
相手からボールが離れた瞬間にボールと相手の体の間に自分の体を入れてすばやくボールを奪います。
相手の進む方向を見極めるには、ただボールだけを見ていてはいけません。
ボールを中心に相手の下半身の動きを観ることで相手の行く方向がわかるようになります。
1対1の練習を繰り返してどんどん経験を積んでいきましょう。
ディフェンスの基本とボールの奪い方のコツ
こちらの動画では、ディフェンスを行うときのコツについて解説されています。
サッカーの1対1で相手からボールを奪う時に大事なことは我慢することです。
ドリブラーはフェイントを仕掛けて相手を誘ってきます。
そして、相手がフェイントにつられて先に動くことを待っています。
そのため、ドリブラーが仕掛けてくる揺さぶりに騙されずに相手についていく必要があります。
ドリブラーは自分が仕掛けたフェイントに相手がついてこないと、抜くタイミングがとれずいずれボールをコントロールしきれずに足元からボールが離れてしまいます。
そして、足元からボールが離れたタイミングが、相手からボールを奪うチャンスになります。
そのため、1対1で大事な事は我慢をすることと相手のフェイントに騙されずについていくことです。
そして、相手の足元からボールが離れたら素早く相手とボールの間に体を入れてボールを奪いましょう。
相手からボールを奪うには、体を使って奪うことが最も効果的です。
足だけだとあたりが弱いので完全にボールを奪うことができない場合が多いからです。
しっかりと体を使って相手からボールを奪えるように繰り返し練習を行いましょう。
この動画では、相手からボールを奪う時のコツについて詳しく解説されていますので練習の参考にしてみてください。
1対1で負けないディフェンス
サッカーの守備の鉄則として、相手の攻撃のスピードを遅らせることが重要です。
相手の攻撃のスピードを遅らせることで、チームメイトが戻ってくる時間をつくりだすことができるからです。
今回は、1対1の守備についてですが、守備の鉄則として相手の攻撃のスピードを遅らせることもサッカーの守備では大事だと覚えてください。
1対1での守備で大事なことは、体を使って守備をすることです。
そして、抜かれても対応ができるように半身の状態で相手と対峙することです。
常に半身で構えることによって、相手に1発で抜かれないようにします。
そして、足でボールを奪いにいくのではなく相手に体を当てます。
相手の動きについていくために、常にバックステップやサイドステップを踏んで相手についていきます。
そして、相手の足元からボールが離れる瞬間を狙って体を当てにいきます。
体を当てる時は、手を使って相手をブロックします。
1対1で負けない守備をするには、必ず相手に体を当てるディフェンスを行いましょう。
ドリブラーは、足技を使って相手を惑わせてくるので、足元に注意をするのではなく、しっかりと相手の動きをみて体を当てる守備ができるように練習しましょう。
サッカー1対1で負けない守備をするためのまとめ
今回は、サッカーの1対1で負けない守備について動画を交えながら解説してきました。
ボールを奪う時に大事な事は、やはり体を使った守備を行うことです。
正しい姿勢を取ることで安定したディフェンスを行うことにも繋がります。
半身の状態を保って守備をすることで、相手に抜かれても対応することができます。
そして、ボールを奪うことができればディフェンスの勝ちです。
そのため、1対1の守備では相手の動きに惑わされることなく、体を使って守備を行うことができるように繰り返し練習しましょう。