夏の暑い時期に外で行う子どものサッカーでは、熱中症にならないための予防をしっかりと行う必要があります。
夏の炎天下での試合や練習は、なるべく避けたいところですが、猛暑日の日中帯にサッカーの試合が行われることもあるでしょう。
実際、私の息子もサッカーの練習中に熱中症になりかけたことがあります。
熱中症を経験したことで、熱中症について調べたり、熱中症対策グッズをいろいろ試しています。
そこで、今回は指導者や保護者の方に注意してほしい事と夏場のサッカーの熱中症予防対策、おすすめの熱中症対策グッズを紹介します。
目次
夏場のサッカー熱中症対策
夏場にサッカーをする時は、暑い日中帯は避けて、なるべく朝や夕方の少しでも涼しい時間帯に行うようにしましょう。
そして、練習の最中は適度に水分補給と休憩をいれ、脱水状態を防ぐためにも20-30分に一度は休息をいれるようにしましょう。
ここでは、日中帯にサッカーをする時の熱中症対策について紹介していきます。
水分補給
熱中症対策の一番の対策は、やはり体を冷やすために汗として出ていった水分を補給することです。
15分に一度は水分を補給するように計算してトレーニングを行いましょう。
汗をかくと水分と一緒に塩分やミネラルも失われていきます。
そのため、スポーツドリンクも用意して失われた電解質も補うことができるようにしましょう。
体温を下げる(タオルで冷やす)
サッカーの試合では、激しい運動を伴うことで体温の上昇が激しいです。
そのため、試合開始前やハーフタイム時は、濡れタオルを使用して上昇した体温を下げる必要があります。
首の後ろや脇の下、足の付け根などにある大きな血管がある部分を中心に冷やしてあげると効果的です。
日よけ対策(白い帽子)
サッカーをする時は、日光からの直接ダメージを防ぐためにも、日光を通しにくい白い帽子を被ることで頭部の温度上昇を軽減する効果があります。
サッカーでは、ヘディングをする時に頭を使うため、サッカー用の帽子の特徴としてつばの部分が柔らかい素材で作られています。
そのため、ヘディングをしても影響なくサッカーを行うことができます。
適度にアンダーシャツを着替える
汗で濡れてしまったシャツを着ていると、皮膚呼吸の妨げや体温のコントロールが難しくなります。
速乾性が高まる素材を使用するなど工夫が施されているアンダーシャツですが、高温多湿の環境下では体にぴったりと張り付いた状態になってしまいます。
そのため、試合の合間(ハーフタイム)ではシャツを一度脱いで、冷えたタオルで体を拭き新しいアンダーシャツに替えて試合に臨みましょう。
熱中症対策グッズを紹介
夏に外でスポーツをする時に避けては通れない「熱中症」。
外で活動する人の多くは、熱中症やそれに近い症状にかかったことがある方もいると思います。
最悪の場合、死に至る可能性が高い熱中症、そうならないためにも予防と対策をしっかりと行なわなければいけません。
ここからは、熱中症予防と対策におすすめなグッズをまとめてみました。
夏の熱中症対策の参考にしてください。
帽子
まず、1つめに紹介するのは帽子です。
熱中症の原因のひとつである体温の上昇を予防する事ができます。
人間は、頭部へ直接日光があたることで体温が上昇してしまいます。
そこで、帽子を被る事で頭部へ直接日光があたることを避けることができます。
そのため、帽子は体温上昇の予防に最適なアイテムになります。
サッカー専用に作られている帽子もあります。
冷却タオル
次に紹介するのは、熱中症対策の定番グッズである「冷却タオル」です。
使い方は簡単で、タオルを水に濡らして絞ってから使います。
しかも、冷たさが弱くなったらパタパタとタオルを振るだけで再び冷たさが戻ってきます。
水さえあればいつでもどこでも使える冷却タオルです。
首の後ろや脇の下を中心に冷やすして使用すると効果的です。
保冷ボトル(水筒)
夏の暑いグランドでサッカーをしていると冷たいドリンクが飲みたくなります。
そこで、夏場で使用するボトルには、保冷性能が高いボトルを使用することをおすすめします。
夏は外の気温が高いためボトルの保冷性能によって、中に入っているドリンクの温度に違いが出てきます。
そして、熱中症対策としてドリンクの水温は5℃~15℃くらいが最適な温度とされています。
そのため、ボトルの保冷性能はとても重要となります。
保冷性能が高いボトルへ冷たいドリンクを入れて持っていきましょう。
冷却スプレー(霧吹き)
最後に紹介するのは、冷却スプレーです。
霧吹きタイプのスプレーが使いやすいと思います。
霧吹きタイプは、広範囲に水が分散して放出されるため、体全体を効果的に冷やす事ができます。
シャツなどにスプレーをすると衣類が冷えて体温上昇の予防にも繋がります。
夏の熱中症予防と対策グッズまとめ
熱中症は、プレーをしている子どもたちだけではなく、観戦をする保護者も同様に気をつけなくてはいけません。
そのため、保護者の方も観戦する時には熱中症対策をしっかりと行いましょう。
そして、熱中症予防に最適なことは体温の上昇を防ぐことです。
今回は、熱中症対策と予防に向けてのグッズなども紹介してきました。
サッカーをする子どもたちも観戦をする保護者も体温の上昇を防ぐアイテムを使用して、夏場のサッカーを安全に行うためにも熱中症対策をしっかりと行ってほしいです。